エンジニアが選ぶ、本当に使えるVSCode拡張機能15選

開発ツール

こんにちは、じゅんち8です。プログラミングを始めて数年、様々なエディタを試してきましたが、結局VSCodeに落ち着いています。その理由は何と言っても「拡張機能の豊富さ」です。

今回は、私が実際に毎日使っている本当に便利なVSCode拡張機能を15個厳選してご紹介します。初心者の方でも簡単にインストール・設定できるよう、詳しい手順も含めて解説していきますね。

VSCodeと拡張機能の基本

Visual Studio Code(VSCode)は、Microsoftが開発した無料のソースコードエディタです。軽量でありながら高機能で、何より拡張機能(Extension)によって自分好みにカスタマイズできる点が最大の魅力です。

拡張機能のインストール方法は簡単です:

  1. VSCodeの左サイドバーにある「拡張機能」アイコン(四角いブロックのようなアイコン)をクリック
  2. 検索窓に拡張機能名を入力
  3. 「Install」ボタンをクリック

それでは、カテゴリー別におすすめの拡張機能を見ていきましょう。

【必須】基本設定系拡張機能

1. Japanese Language Pack for Visual Studio Code

まず最初にインストールすべき拡張機能です。VSCodeのメニューやメッセージを日本語化できます。英語が苦手な方には必須ですね。インストール後、コマンドパレット(Ctrl+Shift+P)で「Configure Display Language」を選択し、「ja」を選ぶだけで日本語表示になります。

2. Auto Rename Tag

HTMLタグの開始タグを編集すると、対応する終了タグも自動的に変更してくれる拡張機能です。例えば「<div>」を「<section>」に変更すると、「</div>」も自動で「</section>」になります。HTML/JSX作業が格段に楽になりますよ。

【効率化】コーディング支援系

3. Bracket Pair Colorizer 2

括弧()、角括弧[]、波括弧{}をペアごとに色分けしてくれる拡張機能です。ネストが深いコードでも、どの括弧が対になっているか一目で分かります。特にJavaScriptやPythonでの開発では重宝しています。

4. Indent-Rainbow

インデント(字下げ)を色分けして表示してくれます。PythonやYAMLファイルなど、インデントが重要な言語では特に便利です。設定でお好みの色に変更することも可能です。

5. Live Server

HTMLファイルをブラウザでプレビューしながら開発できる拡張機能です。ファイルを保存すると、ブラウザが自動的にリロードされるので、変更内容をリアルタイムで確認できます。Web開発には欠かせません。

6. Auto Close Tag

HTMLタグを入力すると、終了タグを自動で挿入してくれます。例えば「<div>」と入力すると、カーソル位置に「</div>」が自動で追加されます。タイピング量が大幅に削減されます。

【見た目】テーマ・アイコン系

7. One Dark Pro

Atomエディタで人気だった「One Dark」テーマをVSCodeで使えるようにした拡張機能です。目に優しいダークテーマで、長時間のコーディングでも疲れにくいです。私も愛用しています。

8. vscode-icons

ファイルの種類に応じてアイコンを表示してくれる拡張機能です。JavaScriptファイルにはJS、CSSファイルにはCSS、画像ファイルには画像アイコンが表示され、ファイルの種類が直感的に分かります。

【デバッグ】エラー対策・品質向上系

9. Error Lens

エラーや警告をコード上にインライン表示してくれる拡張機能です。従来はマウスオーバーしないと見えなかったエラーメッセージが、コードの横に直接表示されるため、問題の特定が格段に早くなります。

10. ESLint

JavaScriptのコード品質をチェックしてくれる拡張機能です。構文エラーや不適切な書き方を指摘してくれるので、バグの少ないコードが書けるようになります。設定ファイル(.eslintrc)で独自のルールも追加できます。

【Git】バージョン管理系

11. GitLens

Gitの履歴や変更情報を詳しく表示してくれる拡張機能です。各行の最後に「誰が、いつ変更したか」が表示され、コードの変更履歴を簡単に追跡できます。チーム開発では特に重宝します。

12. Git Graph

Gitのブランチやコミット履歴をグラフィカルに表示してくれます。複雑なブランチ構造も視覚的に理解しやすく、マージやリベースの操作も直感的に行えます。

【AI】最新技術支援系

13. GitHub Copilot

AIがコードの続きを提案してくれる革新的な拡張機能です。コメントや関数名から、実装内容を推測して適切なコードを生成してくれます。有料ですが、生産性が大幅に向上します。

【おまけ】意外と便利な拡張機能

14. Peacock

VSCodeのウィンドウごとに色分けができる拡張機能です。複数のプロジェクトを同時に開発している際、どのウィンドウがどのプロジェクトか一目で分かります。ウィンドウの上部バーが指定した色に変わります。

15. Todo Highlight

コード内の「TODO」や「FIXME」などのコメントをハイライト表示してくれます。後で修正すべき箇所や、やることリストを見落とすことがなくなります。色やキーワードは自由にカスタマイズ可能です。

拡張機能を使う際の注意点

便利な拡張機能ですが、インストールしすぎるとVSCodeの動作が重くなる場合があります。以下の点に注意しましょう:

  • 本当に必要な拡張機能だけをインストールする
  • 使わなくなった拡張機能は無効化または削除する
  • 定期的に拡張機能の見直しを行う

まとめ

今回紹介した15個の拡張機能は、どれも私が実際に使って「本当に便利だ」と感じたものばかりです。特に初心者の方は、まず日本語化とコーディング支援系から始めて、徐々に自分の開発スタイルに合った拡張機能を追加していくことをおすすめします。

VSCodeは拡張機能によって無限にカスタマイズできるのが魅力です。ぜひお気に入りの拡張機能を見つけて、快適な開発環境を構築してくださいね。

じゅんち8

じゅんち8より:
他にもおすすめの拡張機能があれば、ぜひコメントで教えてください!みんなでより良い開発環境を作っていきましょう。

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